2007年12月06日

今年も「このミス」の季節

ccc601a0.jpg1位はジェフリー・ディーヴァーの『ウォッチメイカー』でした。

ディーヴァーは『ボーン・コレクター』が気に入らなかったので以来読んでいないです。何が気に入らないかと言うと、犯人×ライムの戦いで常にライムが勝利するってところ。話しの流れから考えて死すべき人は、ちゃんと殺そうよ。まぁ、巧いっちゃ巧い。人気があるのは理解できるけど。

個人的に今年印象に残ったのは『市民ヴィンス』ジェス・ウォルター、『殺しのグレイテスト・ヒッツ』ロバート・J・ランディーン編、、、位かな。それらも別に特別という程でもなかったし。。。

そんな中、最近読んだ2冊は良かったです。

『KIZUー傷ー』ギリアン・フリン
母親との確執から飛び出して来た故郷に、連続殺人事件の取材の為に戻る羽目になった新聞記者カミル。事件の真相を探るうちに封印した過去が蘇り・・・

いろんな意味で痛い話し。昔はこういう女性らしい小説って嫌いだったんだけど、今は素直にその痛みを受け入れられるのは年をとったからか。

歩きながら頭の中でとりとめのない事を考えてる時みたいな文体が心地よいっす。英国推理作家協会賞の最優秀新人賞と最優秀スリラー賞を同時受賞したデビュー作。


『正当なる狂気』ジェイムジ・クラムリー
クラムリー12年ぶりの、私立探偵C.W.シュグルーもの最新作。

これは凄かったです。久しぶりにハードボイルド小説の醍醐味を味わったス。死体満載、狂人のオンパレード、裏切りとサバイバル、そして哀愁。
さすが大御所クラムリー!

この記事へのトラックバックURL

http://trackback.blogsys.jp/livedoor/mogimami/50963534