2006年08月12日

『動くな、死ね、甦れ!』

c3f06ae6.jpg『動くな、死ね、甦れ!(89年)<ソ連>』(監督 ヴィターリー・カネフスキー)を見ました。今更なんですけど。

第二次大戦直後の貧しい炭鉱町を舞台にそこで暮らす少年を主人公に描いた作品。多分誰もがこの作品を見てトリフォーの『大人は判ってくれない(59年)』を連想するんじゃないかなぁ。

この作品で監督は90年度カンヌ国際映画祭のカメラ・ドール賞を受賞したようですが、光の使い方なんかも素晴らしく印象的で、もし字幕がなくてセリフが分からなくても充分観賞できるような気がします。ちょっと今まで観たことないような独特の雰囲気を持った映像で、個人的には激しく揺さぶられました。

それにしても、このタイトルはカッコイイよね。レコードなんかは「ジャケ買い」ってあるけど、映画では「タイトル観」ってあると思う。『大人は判ってくれない』も勿論そう。『さらば冬のかもめ(73年)』なんてのもイイね。原作通りだけど『悲しみよこんにちは(57年)』とか、映画自体はあまり面白いとは思えなかったんだけど『翼よ!あれが巴里の灯だ(57年)』とかさ。


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