2005年10月17日

公開予定の気になる映画たち

d7b87381.jpg『アメリカ、家族のいる風景』
監督:ヴィム・ヴェンダース/脚本:サム・シェパード
出演:サム・シェパード、ジェシカ・ラング/音楽:T・ボーン・バネット

落ちぶれた老俳優が人生の空白を埋めようと、まだ見ぬ自分の子供を探して彷徨う話し。
『パリ、テキサス』以来のヴェンダース/シェパード・コンビ!その上この絵の感じでは期待するなってのが無理です。2006年陽春ロードショー。

『ランド・オブ・プレンティ』
監督・脚本:ヴィム・ヴェンダース/出演:ミシェル・ウィリアムズ

ヴェンダースをもう一発。こちらは今週末公開です。
アフリカ、イスラエルで育った少女ラナが10年ぶりにアメリカに帰国。アラブ系ホームレスが殺される現場に居合わせた彼女と伯父ポールは、遺体を届けるためにアメリカ横断の旅に出る・・・。
レナード・コーエン、トム&ナクト、トラヴィスなどが参加したサントラが気になる!

『Shane[シェイン] THE POGUES:堕ちた天使の詩』
出演:シェイン・マガウァン、ニック・ケイヴ、ジョニー・デップ、シニード・オコナー

ザ・ポーグスのフロントマンだったシェイン・マガウアンの半生を描いたドキュメンタリー。
ポーグスはやっぱシェインがヴォーカルの時が良かったよね、パンクで。
因みに私は2度彼らのライヴを観たことあるんですが、1度目はシェインがヴォーカルで、噂通り酔っ払っててグチャグチャなステージでした。2度目に観た時のヴォーカルは故ジョー・ストラマーだったんだなぁ。パンクスのキミは必見?!10月29日(土)よりレイト・ロードショー。

『裁かるるジャンヌ』
監督:カール・ドライヤー/出演:ルイーズ・ルネ・ファルコネッティ

ノルウェーで発見されたオリジナル・プリントを使用したDVDの発売記念として、アテネ・フランセ文化センターで11月29日上映されるようです。柳下美恵のピアノ伴奏付き。

『ベロニカは死ぬことにした』
監督:堀江慶/出演:真木よう子、イ・ワン、市村正親、風吹ジュン/音楽:アンドレア・モリコーネ

自殺未遂の主人公が入院したサナトリウムで自分を見つける話し。パウロ・コエーリョの同名小説が原作なんだけど、この原作が好きなのでちょっと気になります。
2006年陽春ロードショー。

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この記事へのコメント
この間のオムニバス「10ミニッツ・・・」で、主人公と彼を助けた少女との病室での会話のシーンがささやかながらヴェンダース復活を予感させてくれたので、新作の2本は期待したくなりますね。
でも、劇場で観られるかなあ。
ゴダールの新作もはじまっちゃったし。

わたくし的には、「親切なクムジャさん」が猛烈に観たいっす。
Posted by なるせ@ヨンエニスト at 2005年10月17日 22:59
>なるせマスター
ヴェンダースは私にとっては最も感覚が近いと思える、なんだか抱き締めたくなっちゃう監督なんです。おこがましいんですけど。

韓国映画は実は観たことがないんですが、「親切なクムジャさん」チェックしておきます!



Posted by 黒猫クロマティ at 2005年10月18日 11:12