2005年09月01日

黒猫自らを語る

075f0444.jpg俳優や製作者の養成所であるニューヨークの「アクターズ・スタジオ」。そこで学ぶ学生たちの前で様々な映画人にインタビューする番組『アクターズ・スタジオ・インタビュー』は主にNHKで放送されていますが、不定期なので見逃すことが多くて残念。先日この『アクターズ・スタジオ・インタビュー』の10周年記念番組ってのがあって観たんですけど、凄く面白かったです。

この番組では新作映画のプロモーション・インタビューやなんかと全然違って、俳優個人の資質みたいなものが浮き彫りになるんですよね。それは冷静で知的なインタビュアーであるジェームズ・リプトン氏の実力に負うところも大きいけど、なんと言っても同じ道を志す若者たちに何かを伝えたいっていう思いが映画人達を素直にさせるのだと思う。

この番組の最後に必ずなされる10の質問に私も答えてみようかな。

1.好きな言葉:信念
2.嫌いな言葉:落胆
3.胸躍るのは?:ライブで客電が落ちる瞬間
4.うんざりするのは?:店員がひっきりなしに「いらっしゃいませ〜!」と叫び続けるコンビニ
5.好きな音:蜩の声
6.嫌いな音:「この勝ち馬投票券は的中していません」
7.好きな悪態:唐変木のコンコンチキ!(言った事ないけど)
8.就いてみたい職業:曼陀羅絵とか古代の壁画をコツコツ修復する仕事
9.絶対に就きたくない職業:悪徳リフォーム業者
10.天国が存在するならそこで神に何と言われたい?:市川雷蔵のファン?趣味いいじゃん。

(写真はジェームズ・カーン。「ジェームズ・カーン自らを語る」は9月8日午後3:00〜BS2で放映)

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この記事へのコメント
>唐変木
読み方が判らなかったので、適当に検討をつけて辞書引いてみたら合ってた!
嬉しい!!(←馬鹿)

勉強になりました。
Posted by カルアル at 2005年09月02日 01:57
>曼陀羅絵とか古代の壁画をコツコツ修復する仕事
いや〜、分かります。
途轍もなく分かります。
なんていうか、古代の壁画って見た瞬間涙出そうになりません?
歴史に圧倒されてしまうような…そんな涙が。

俺も大好きなんでパピルス画を、壁一面に貼り付けてるんですよ。
ほんま、古代に生まれたかったです。
Posted by モチキチ at 2005年09月02日 04:46
あの番組では、ハリソン・フォードが

ぼくは役者も、映画のなかのひとつの“要素”にすぎないと思っている。ぼくは「ACT(演じる)」ではなく、シナリオや監督の指示、共演者の演技に「REACT(反応する)」を心がけているだけなんだ。…

みたいなことを言って、「何て慎ましいヤツなんだ!」とあらためてホレ直したことがあります。けっこう“素顔”すら演じている(!)スターが多いなかで、我らがハリソン君は、愛おしいくらい“素”でした。

それにしても、いつも思うんですが、ジェームズ・リプトン氏って、日本の映画評論家・品田雄吉氏にソックリじゃないですか・・?

と、以上つまらない余談でした。スミマセン!
Posted by やましん at 2005年09月02日 11:02
大分前に見た、ローレン・バコール
キレイでかっこよかったのを思い出しました。
もう、おばあさんだと思っていたら、色っぽい熟女といったカンジ。
存在感もすごくて、並の女優じゃないな、(もちろん並じゃな人だけど)と痛感しました。

1.好きな言葉:努力は報われる
2.嫌いな言葉:自己憐憫

就いてみたい職業は黒猫さんと同じです。
以前イタリアに行ったときに、ウフィッツの大理石の床をコツコツ修復する職人さん(といっても、修復専門の大学院とか出てるわけだけど)を飽きずにずっと見てました。
あとは「能衣装」織る西陣の職人とか。
Posted by 則猫 at 2005年09月02日 12:00
>曼陀羅絵とか古代の壁画をコツコツ修復する仕事

某美大の院生が知り合いにいますが、ここ数年のプロジェクトとして院生(日本画)のやることは源氏物語の『写し』だそうです。
しがらみの強い日本画壇ゆえに様々な思惑が交錯しているらしく、気が抜けないとのこと。
みんな腰痛に悩まされながらコルセット巻いて仕事してるみたいで、久し振りに会ったらスゲエやつれてました・・・。

ミケランジェロも天井画描いて首曲がったとかありませんでしたっけ?

夢のないこといってすみません(笑)
Posted by カルアル at 2005年09月02日 12:52
>ミケランジェロも天井画描いて首曲がったとか

しかも彼は飯食うときも絵を描きながらだったと言う話しで、
絵の具や食べかすにまみれて仕事してたらしいですね。
なんでも片手で食べられるように、ゆで卵を常食していたとかという
説もきいたことがあります。
Posted by 則猫 at 2005年09月02日 15:57
>則猫さん
そこまでは知らなかったです。
天井画の修復とかは、ある意味拷問ですよね(笑)

Posted by カルアル at 2005年09月02日 16:35
>カルアルさん
俳優達の一番人気は「ファッ○!」「マザー・ファッ○ー!」でした。ヤツらの悪態ってSEXがらみが多い気がする。一方日本人は「馬鹿」とか「タコ」とか「畜生」とか「人間以下」ってニュアンスが多いのかも。

>モチキチさん
>歴史に圧倒されてしまうような
ありますね〜。仏像とかもそうなんですけど、内包している「時間」がどわっと襲って来て過去や未来を一瞬体感するような錯覚に陥る所が好きです。

Posted by 黒猫クロマティ at 2005年09月02日 17:09
>やましんさん
ハリソン・フォードは最も印象的だった俳優の一人で、なんてチャーミングな男だ!と思いました。天国でなんて言われたい?と聞かれて「実物の方がイイ男だな」って言った彼の答えは今の所ナンバーワンです。あとヒュー・グラントも良かったなー。イギリス人丸出しの自虐ネタに惚れました。一方デ・ニーロなんかはガードが堅くてあまり面白く無かったですね。
品田雄吉氏は顔が分かりません。ゴメンナサイ!

>則猫さん
ローレン・バコールとかシャーロット・ランプリングとかヒンヤリ、キリっとしている女性は年をとっても魅力的な気がします。
>西陣の職人
職人には憧れるよねー。あとはメカニック(ビデオの配線もできないのに)とか、農業のスペシャリストとか海外青年協力隊系も。
Posted by 黒猫クロマティ at 2005年09月02日 17:10