2005年08月25日

男と女の間には 暗くて深〜い河がある

592dc2a9.jpg最近どーもパッとしない黒猫。こんな時にゃあチョンマゲだ、大映だ、雷蔵さまだーーーっ!
ってなワケで『手討』(監督:田中徳三 出演:市川雷蔵、藤由紀子、城健三朗)を観ました。

時は江戸初期で背景にあるのは大名と旗本の対立。そんな中、旗本である青山播磨(雷蔵)は腰元のお菊(藤由紀子)と将来を誓い合うが・・。

予備知識なしに観ていたんだけど、家宝の皿が出てきた所でハタと気付いた。これは『番町皿屋敷』(岡本綺堂/著)じゃござんせんか。ホラ、皿を割って斬られたお菊さんが井戸から化けて出て、「いちま〜い、にま〜い・・」と皿を数えるやつッスよ。
原作は未読なので分からないのですが、歌舞伎ではこの話しちょっと違います。

播磨とお菊は将来の約束をしているけど所詮は身分違い。お家の為に相応の姫とお見合いをする播磨に不安を感じたお菊は、その心を試すべくわざと家宝のお皿を割ります。

粗相と思って最初は怒らなかった播磨ですが、自分を試す為の行為と知り、家よりも愛を選んだ自分を信じられなかったお菊に激怒。泣く々彼女を手討ちにするという恋愛話で幽霊は出てきません。
映画『手討』も歌舞伎と同じ方向で、最期は更にオイオイなメロドラマになってます。

大映映画はホントに何時観ても美術が素晴らしい。あの端整さにはため息が出ます。
しかし田中徳三はどうも苦手だなぁ。散漫で下世話な気がする。
今日は台風だし、さっさと帰って則猫さんにもらったDVD BOX『大菩薩峠』でも観るかいなっと。




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この記事へのコメント
黒猫さん、おひさしぶりです。
市川雷蔵の「手討」は、番町皿屋敷だったのですね。存じませんでした。機会があれば見てみようと思います。ここんとこ映画から離れていたので、また見始めようかなと考えております。
そうですね、台風ですから、cafenoirも家に早く帰って何か見ようかな。。。
Posted by cafenoir at 2005年08月25日 12:52
>cafenoirさん
こんにちは!
映画に出てきた問題のお皿は、どうもイマイチ高価そうに見えなかったス。あれでイイのか?

Posted by 黒猫クロマティ at 2005年08月25日 14:09
黒猫さんこんばんわ。
元気出てきましたか?
最近の野球環境は散々ですね。クロマテイ監督はやめるわ、駒大苫小牧はガタガタだわ、巨人の監督問題とか。
世の中に正義はありません。最近何となくわかってきました。
Posted by パセリセージ at 2005年08月25日 22:28
>パセリセージさん
お気遣いありがとうございます〜(泪)。

駒大苫小牧に関するパセリセージ・ニュースには思いっきり頷いた黒猫です。

何処に真実があるか分からないけど、選手達があらゆる犠牲を払って戦い抜いた結果、連覇と言う偉業を成し遂げた事だけは確かな真実なんですから、そこんとこは大人がちゃんと守ってやって欲しいですよね。
Posted by 黒猫クロマティ at 2005年08月26日 12:23