私は 音楽が 好きだっ!
14日(日)千葉・幕張で行われたサマーソニックに行ってきました。
体力に不安アリの私たちは昼過ぎにノコノコ出掛けて行ったもんで、見る事ができたバンドは3バンド+WEEZERを途中から3曲程。競馬に例えると(別に例えなくてもいいんだけど)、7R位に競馬場に到着して、パドック行って馬券買ってレース見てとバタバタ走り回っている内に気付いたら最終レースで身ぐるみも剥がれちゃってた感じ?
■ロディ・フレイム
アコギ1本のステージ。かつての「ネオアコの王子様」も黒猫と同じ40歳。けど、今尚細身で顔も小さくて歌うときのカラダの傾け方が、んも〜っ!間違いなくロディ・フレイム!
アズカメの曲が半分位を占めたステージで、「All I Need Is Everything」や「Oblivious」、「Somewhere in My Heart」ではみんな歌ってるし、今もこんなにアズカメのファンがいるんだなぁ。彼の音楽は相変わらず透明でキラキラしていてスウィートでした。ちょっと泣きそうになった黒猫です。
■トミー・ゲレロ
海辺に設置された「ビーチ・ステージ」のトリをつとめたのはトミー・ゲレロ。海からの涼しい風が汐の香りを運んでくるビーチで、徐々に暮れて行く日の名残を背景にゲレロの演奏を聴くなんて、こんな贅沢な体験はそうそうないッスよ。彼の音楽はどこか少しズレている。そのズレが持つちょっとした不安に引き込まれます。
音楽に身をまかせる快感。このまま永遠に演奏が続いてくれないかと思う陶酔がそこにはありました。
■オアシス
ゲレロのステージ終了後、慌ててオアシスを見るべくマリンスタジアムへ。アリーナは入場規制しているしスタンドでのんびり見ようよ、なんてなめた事考えてたもんで入場してビックリ。既にスタンドは通路にも人が座り込んでる位ビッシリの超満員。オールスタンディングのグラウンドもぎゅうぎゅう。
音響機材のトラブルで1時間遅れで始まったステージでしたが、音が不安定でいつまた止まるかと冷や々しました。それに、全ての音がヤケクソみたく出ていてバランスが悪いけど、スタジアムのライブってコレくらいやらなきゃダメなのかしら?なんて思いつつも、ヒットパレードに盛り上がりましたね〜。以前オアシスのステージアクトについて否定的な事を書いたけど、そこんとこは相変わらずな気がしましたが、これくらいデカいステージではそのシンプルさが逆に生きてくるんだなぁ。
クライマックスは「Don't Look Back in Anger」の大合唱。外タレであれほどの大合唱ってのは生まれて初めて経験しました。鳥肌立ちましたね。
因みにドラムはリンゴ・スターの息子であるザック・スターキーで、彼の重いドラムはなかなか良かったです。
こんなに大きな会場でのライブに行ったのは10年以上ぶりですけど、感慨深かったのはルーズさですね。私らが若い頃はガチガチに管理されてましたから。ルーズであるが故のトラブルも当然あるようですが、再び管理される時代には戻りたくない。ルーズに自由に音楽を楽しめるライブとして発展して行って欲しいですね。
Posted by mogimami at 13:03│
Comments(11)│
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お疲れ様です〜
>体力に不安アリの私たちは昼過ぎにノコノコ出掛けて行ったもんで
贅沢ですね。ガツガツいかないとこが。事前に一杯やってから駆けつけたんでしょうか?(笑)
>彼の音楽はどこか少しズレていている。そのズレが持つちょっとした不安に引き込まれます。
黒猫さん、ラテン・プレイボーイズってグループ知ってます?ラ・バンバで御馴染みのロスロボスの変名プロジェクトなんですけど。
現在までに二枚しかアルバム出してないんですけど、1stは超名盤。実はトミー・ゲレロのオールタイム・フェイバリット・アルバムらしいっす。
で、やっぱすごいズレてる感じ(笑)
お疲れでした〜。
体力的にも見た目的にも不安だらけだったけど、すごく楽しかったね。もし、来年も行くことがあったら(行くのか?私)、早く行ってのんびり色んなアーティストを楽しみたいね。
自分の日記にも書いたけど、ベストアクトはトミー・ゲレロでした。ほんっとに「あ〜、幸せだなー」って思ったわ。
誘ってくれてありがとう!!
>カルアルさん
>贅沢ですね
いや、贅沢っちゅーか、脆弱っちゅーか・・。
モチキチ師匠には怒られちゃいそうなんですけど。
ラテン・プレイボーイズの事は知りませんでした。
さっそく帰りにHMVに行ってみま〜す!
>則猫さん
お疲れさま〜。楽しかったねー。終わっちゃって寂しいッス。
もうちょっとタイムテーブルに余裕があると良いのにね。
La'sも見たかったしな〜。
ウソついて自分らだけ見て(?)ずるいぞ!オアシス!
黒猫さんの記事を読んでから、Yahoo!で「ロディフレイム」で検索をかけて
サマソニのレポートを幾つか読みました。
アコギ一本で感動的だったらしいですね。
>「Somewhere in My Heart」ではみんな歌ってるし
何と素敵な空間でしょう。羨ましい。
80年代のこっぱずかしさを吹っ飛ばす野外フェスの素晴らしさ。
現在私の頭の中は「Deep & Wide & Tall」ハードリピート中です。
オアシスも立派にステージこなしたようですね。
まさかLa'sの出演が彼らを引っ張ったんだったりして…
>野はらさん
「Deep & Wide & Tall」!いやー、私も久しぶりに「Somewhere in My Heart」を聴いたので、「LOVE」のレコード(!)を引っぱり出して聴きましたよー。
ミニアルバムに収録されてて、以前見たロディ・フレイムのライブでもアコギ1本で演奏された、ヴァン・ヘイレンの「ジャンプ」を期待したのですが、これはやってもらえず残念でした。
>La'sの出演が彼らを引っ張ったんだったりして
オアシスは裏でやってるLa'sを見ていて遅れたってのが、もっぱらの噂です。ズルイよね。
黒猫さん、お疲れさまでした。
「ジャンプ」盛りあがりますよねぇ。
気絶するほど好きです(笑)。
アズカメの他に「HURRAH!」っていう
ネオアコのバンドが凄く好きでした。
黒猫さんはご存知ですか?
>あまみさん
>気絶するほど
そうだったんですか!あのミニアルバムは良いですよね。
やっぱりロディ・フレイムにはアコギが似合います。
「HURRAH!」は残念ながら知らなかったので
検索してみましたが、興味そそられるバンドですねー。
ネオアコと言えばハウスマーチンズなども好きだったのですが、あの暗いバンドでベースを弾いていたノーマン・クックが、「ファットボーイ・スリム」となってクラブシーンでブイブイ言わせてるんだから、世の中分からないもんです。
きゃーきゃー。
ハウスマーチンズって「BUILD」とかの、
あの人気絶頂のうちに解散してしまったニクイ奴らですね。
そうなのですか、そういうことになっていたのですか。
「HURRAH!」(読み方わからない)も青春アコギ系です。
「IF LOVE COULD KILL」は文字通りテープが擦り切れるまで聴いた思い出の名曲です(笑)。
嬉しくて思わず何度もお邪魔してしまいました(笑)。
>あまみさん
どうやら「ハウスマーティンズ」と明記するようですね。失礼しました。
ポスト・スミスなどと言われてましたが、私は1stが好きでした。あのいかにもなグリーンのジャケも好きだったな〜。
HURRAH!も聴いてみたいです。外見はサイケデリックファーズ?って感じですよね。ちょっと違う?(笑)
やっぱ関東の方が色々趣向に富んでますね。
俺も、そんな設定でゲレロを見たかったです。
つーか、来年は関東で見ます。
黒猫さん、冬版サマソニことソニックマニアにも是非。
是非是非。
>モチキチさん
>来年は関東で見ます
ウホーッ!是非おいでください。今年の目玉がLa'sなら
来年の目玉は誰でしょうね?
・・・・スミス再結成とか?
ソニックマニアは年明けッスね。チェックしておきます!
その前に秋競馬。
有馬はディープインパクトかなぁ・・・
って気が早すぎ。