2005年08月05日

暑中お見舞い申し上げます

ae4eb86c.jpg今日も東京は暑いです。職場である渋谷の駅周辺は特に、ヒートアイランド化していて最悪です。

そんな夏の日を思わせる映画って何かなぁと考えて浮かんだのが何故か『小早川家の秋(61年)』(監督:小津安二郎 出演:中村鴈治郎、原節子、小林桂樹、新珠三千代、森繁久彌、他)

「秋」なんだけど。でも舞台は夏ですよね。この映画は映像の美しさが印象的です。隠居した鴈治郎の店である老舗造り酒屋も、昔の愛人である浪花千栄子の素人旅館も、家屋の洗練された美しさにウットリしてしまう。

それと、鴈治郎は白い着物で炎天下に外出して「暑い々」と言っているけど、その乱れない服装がいいなぁと思うのです。そう言えば先日スカパーで再放送していた「花へんろ」でも、舞台は真夏の四国。桃井かおりは着物が凄く暑そうなのに、藤村志保は涼しげだった。

この映画は東宝で撮ったっちゅう事で森繁久彌も出てるケド、森繁は今も小津の事はボロクソだと何処かで読みました。確かにテイストはかなり違うわな。



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この記事へのコメント
黒猫さん、暑中お見舞い申し上げます〜♪
ほんと東京って暑いですよね。
最近の東京は沖縄より暑いと聞いて、ちょっとビックリです。

「小早川家の秋」私も好きです〜。最初見た時は独特の美学のある映像に驚いてしまいました。人物の角度がきっちり揃っていて、まるでクラフトワークのCDジャケットみたいで(笑)なんとなくSF映画的な美も感じたりして。私はあの映像美が大好きです!
Posted by ルナ☆ at 2005年08月05日 14:08
>ルナさん
>クラフトワークのCDジャケット
思いっきり頷いてしまいました(笑)。
「小早川家の秋」は、あのスキの無さが凄いですよね。

みんシネのレビューに「尾行を雁治郎に見つけられた藤木悠の後ろでかすかに流れているラジオの高校野球中継では、ちょうどランナーが三本間に挟まれていた」って書いておられる方がいて、バカウケ。
芸が細かい・・(笑)

Posted by 黒猫クロマティ at 2005年08月05日 17:18
残暑お見舞い申し上げます。

中村鴈治郎の歩く姿が、ひょこひょこしてて大好き。
山茶花究の“ちゃう、ちゃう、”もツボ。
森繁さんは、手足を拘束されたみたいで窮屈そうですね。
Posted by cafenoir at 2005年08月09日 10:12
>cafenoirさん
鴈治郎のあの雰囲気は演技では出せないッスよね。
好色でお金もってて遊び上手な旦那振りが
板に付いてるっちゅーか。
他の役者さん達も、ひと癖もふた癖もあって
観ていて楽しいです。

Posted by 黒猫クロマティ at 2005年08月09日 12:40