2005年05月19日

『陸軍中野学校』シリーズ

27cb7941.jpg『陸軍中野学校 密命(67年)』(監督:井上昭 出演:市川雷蔵 、野際陽子、加東大介、山形勲、他)

雷蔵が第二次世界大戦下のスパイに扮するシリーズの四作目。
このシリーズはこれまで『陸軍中野学校』『陸軍中野学校 雲一号指令』『陸軍中野学校 竜三号指令』と観てきたけれど、どうも何だかコッパズカシイと言うか、スパイってそんなんでイイんすか?だったのですが、この「密命」は面白かったです。

中国でスパイ活動に従事していた陸軍中野学校出身の陸軍中尉である雷蔵が、敵のスパイって事でいきなり逮捕されて拷問を受け、日本に強制送還される所から物語が始まります。その後色仕掛けで野際陽子に近づいたりして、結構な冷徹ぶりを発揮するんです。

このシリーズで私が面白いと思うのは、当時の日本の描き方だったりします。
日本が負け犬じゃない。非常に淡々と仕事しているって言うか、日本の戦争映画で敗戦の匂いがしない作品てのは珍しい気がします。
毎回新作品が出てくるスパイ道具(今回は火をつけると煙幕が出る煙草・笑)はちょっとどうよ?なんですけど。

あと、野際陽子がメチャきれい。ひんやりとしていて素敵です。





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