2005年03月31日

世の中便利になったもんだ

bfda1660.jpg宝月ちゃんやカルアルさんのオススメで先日職場のすぐ裏にある図書館(写真)に行きました。閲覧コーナーもないような小さな図書館なので蔵書もごく僅か。

しかーし!カルアルさんに教えて頂いた予約システムという強い味方があるんですねー。
渋谷区の場合「渋谷図書館」のHPにアクセスすると区内の図書館にある蔵書を検索することができます。で、お目当ての本があれば予約を入れて、どこの図書館で受け取りたいかを選択しておく。

するってーと、本が届いたらあらかじめ登録しておいたメールアドレスにお知らせが来るという仕組み。

因みに昨日予約を入れた『彼方なる歌に耳を澄ませよ』(アリステア・マクラウド著)と『エンベディング』(イワン・ワトスン著)は今日早速「届いています」のメールあり!は、早い!こんなに早く届くとは思わなかったス。感激です。カルアルさんアリガトウ!
もう買わなくてもいいじゃん。ってのは出版業界的にはヤバイのかな?売れなきゃ出ないしね。

ま、ま、許してくだされ。こっちにも色々都合があるんでやんすよ。(←誰に言い訳してるんだ!)

  

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2005年03月30日

奢れる平家祟られる

13c62c1e.jpgNHK大河ドラマ『義経』見てますか?
2週前あたりで「鹿ヶ谷事件」をやっていましたね。

これは後白河法皇の側近である俊寛僧都の山荘で、打倒平家の密議を行った事が発覚した事件です。この事件で俊寛僧都、丹波少将成経、平判官康頼の3人が九州の「鬼界ヶ島」に流されますが、後に丹波少将と平判官は許されて都に帰るも、俊寛だけは許されず一人鬼界ヶ島でその生涯を終えます。

この話は歌舞伎でも有名でして、人形浄瑠璃に書かれた近松門左衛門作『平家女護島(へいけにょごのしま)』の二段目『鬼界ヶ島の場』通称『俊寛』として、頻繁に上演されています(今月も松本幸四郎が演じてました)。

歌舞伎の方は平家物語とはちょっと違った話になっていて、最初は3人とも都に帰る事が許されます。
で、丹波少将が地元の海女で恋人の千鳥も一緒に連れて行こうとしたところ、赦免使は「ダメダメ!3人って言われてるんだからさ。」とこれを拒否。

すったもんだの末俊寛が赦免使のひとりをブチ殺し、罪を犯した自分が島に残るから代わりに千鳥を乗せて行ってくれって事で落着するわけです。俊寛は都に残してきた家族が平清盛に殺されたと聞いて、ガックシきちゃってもうイイやって感じにもなってたんですね。

離れて行く船を追いかけて、その姿が見えなくなるまで手を振る俊寛の壮絶なラストシーンが見所。
私は過去3回(吉右衛門、仁左衛門、勘九郎)この「俊寛」を見ましたが、どーもあまり好きになれないんですよ。見た目も話しも悲惨だし、そもそも丹波少将と千鳥が島に残ればすむ話しじゃん。

因みに現在ではこの二段目以外が上演される事は無いようですが、四段目では千鳥が、厳島で海に突き落とされた後白河法皇を助けた為、清盛に殺されるらしいです。で、俊寛の妻(故人)と結託して怨霊となって清盛に祟り、清盛は熱病で死ぬそうな。

イ〜ネッ!そこまでやってくれたら楽しいんだけどなー。

  
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2005年03月29日

『ケルベロス第五の首』

2efaa4cd.jpg『ケルベロス第五の首』(ジーン・ウルフ著)をすごーく苦労して読みました。本作は1972年に刊行されたウルフの第二長編。
自分のアタマの悪さを暴露するようですけど、正直に言って良くワカランかったです。

「地球より彼方に浮かぶ双子惑星サント・クロアとサント・アンヌ。かつて住んでいた原住種族は植民した人類によって絶滅したと言い伝えられている。
しかし異端の説では、何にでも姿を変える能力をもつ彼らは、逆に人類を皆殺しにして人間の形をして人間として生き続けているという・・。
「名士の館に生まれた少年の回想」「人類学者が採集した惑星の民話」「尋問を受け続ける囚人の記録」という三つの中篇が複雑に交錯し、やがて形作られる一つの大きな物語と立ちのぼる魔法的瞬間−(カバーより)」

クローン技術や何にでも姿を変える原住種族。自分は果たして人間か?そもそも人間とは?記憶とは?

なんとなーーーーく分かりそうなんだけど分からない。繋がりそうで繋がらない。「ツライ。けど高かったし読まねば。」と思いながらやっと最後まで辿り着いたのに、もう一度最初から(今度はもう少し注意深く)読み直したいと思える不思議な作品です。再読しても答えは得られないように書かれているのかもしれないけどなあ。

  
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2005年03月28日

早すぎた京都

fef3517f.jpg昨日は祖父の七回忌で兵庫県丹波篠山に行ってきました。
東京−新大阪って昔は3時間10分だったと記憶しているけど、今や「のぞみ」なら2時間30分。近い、メチャ近い。帰りは初めて品川で降りたけど、渋谷からバスで帰る身としては凄くラクです。いやー世の中便利になったもんだ。

折角新幹線代を使うんだからってことで前日土曜日には京都で途中下車。
11時過ぎに到着して「御料理はやし」で昼懐石(則猫さん、抜け駆けゴメン!)としゃれこみました。相変わらず美味しいんだけど、以前食べた時よりちょっと味が濃いような気が・・。

一見コワイんだけど実は話し好きの大将とだべりながら食事を終えたらもう2時で、その後仁和寺→龍安寺→金閣で日没タイムアップでした。ふー・・。
普段殆ど歩かないのでそれだけでグッタリの私でして、宿泊場所である叔父宅に向かう電車の中で60才過ぎてる母に席を譲ってもらう始末。いやはや面目ない。

仁和寺と言えば有名な御室の桜ですが、随分と蕾が赤くなっているとは言えまだまだ開花は先の様子。しかたなく脳内で写真のような満開風景を補完しつつの観賞はちょっと空しかったりするけど「今回の目的は観光じゃないんだから!」と母とお互いを励ましつつの短い旅でありました。

翌日数珠を忘れて来た事に気付く母。私や祖母に「数珠忘れなや!」と注意してたくせに、なにやってんだ、あの人は。

  
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2005年03月25日

お葬式にはどんな曲を流して欲しい?

c701ba02.jpg色々な所で取り上げられていたので目にした方も多いと思いますが、デジタル・テレビ局Music Choiceが約4.5万人の視聴者からの投票をもとにした「お葬式で流したい曲ベスト10」を発表。UKとヨーロッパ全域で選ばれた曲のリストは以下の通りです。

【UKヴァージョン】
1.ロビー・ウィリアムス「Angels」
2.フランク・シナトラ「My Way」
3.モンティ・パイソン「Always Look On The Bright Side Of Love」
4.レッド・ツェッペリン「Stairway To Heaven」
5.クイーン「Who Wants To Live Forever」
6.グリーン・デイ「Good Riddance (Time Of Your Life)」
7.R.E.M.「Everybody Hurts」
8.オアシス「Live Forever」
9.ベット・ミドラー「Wind Beneath My Wings」
10.ロイヤル・スコットランド騎馬隊「Amazing Grace」


【ヨーロッパ・ヴァージョン】
1.クイーン「The Show Must Go On」
2.レッド・ツェッペリン「Stairway To Heaven」
3.AC/DC「Highway To Hell」
4.フランク・シナトラ「My Way」
5.モーツァルト「鎮魂歌」
6.ロビー・ウィリアムス「Angels」
7.クイーン「Who Wnats To Live Forever」
8.ザ・ビートルズ「Let It Be」
9.メタリカ「Nothing Else Matters」
10.U2「With Or Without You」

ロビー・ウィリアムス(ロビン・ウィリアムスじゃないよ!)「Angels」ってそんなにイイ歌か?ヨクワカラン。
そう言えば以前かーすけさんの掲示板でもこの話題で盛り上がった事がありましたよね。

私だったらニューオリンズ・ジャズをブラスで賑やかに演奏して欲しいなぁ。できれば屋外で。演奏がゴキゲンだったら思わず棺桶の中で目を覚ましちゃいそうだけど。

あるいはビートルズの『In My Life』。

生涯忘れ得ぬいくつかの場所がある

かつて そうしたいろんな場所で
恋人や友達といっしょに過ごした
今は亡き人 元気でいる人
みんな僕がこの人生で愛した人たちだ

でも今 この人生で僕が何よりも愛するのは君


もしくは同じくビートルズで『I'll Follow The Sun』

時が来たようだ 愛する人よ
僕は行かなきゃ


ポリスの『見つめていたい』とかはちょっとコワイですね。

君が息をするたび 歩くたび
君のことを見つめているからな


ひえ〜!許して!成仏してくれぃ!

  
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2005年03月24日

私にも鉄分入っているのかな?

b807dbaf.jpgローカルな話しで恐縮なんですけど、新宿ー箱根間を結ぶ小田急線特急の「ロマンスカー」ってヤツがありまして、その新車両が9年ぶりに登場したんです。
わたしゃ鉄分限りなくゼロに近いんですけど、ツレが軽く鉄ちゃん入ってまして19日の運行初日に早速乗って来ました。

外装は白を基調にしたシャープな形状でカッコイイです。内装は今時のカフェ風。ウッド調でおしゃれな感じ。そのウッドがチープなところがまたカフェ風だわな。照明も絶妙の柔らかいオレンジだったりして、いやー、小田急冒険したなー。

想像付くと思うんですけど、車内にも車外にもカメラ持ったファンがわんさか。まぁでもやっぱり新しい車両ってのはイイもんで、そんな周りの空気が伝染してか私もかなり興奮してはしゃいでしまいました。


  
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2005年03月23日

NO FUTURE・・・

ab058594.jpg『NO FUTURE A SEX PISTOLS FILM(1999年)』(監督:ジュリアン・テンプル 出演:セックス・ピストルズ)

言わずと知れたパンクバンド、セックス・ピストルズを追ったドキュメンタリー。
『ザ・グレート・ロックン・ロール・スウィンドル(1980年)』の未公開映像とメンバーのインタビューを織り交ぜた内容で結構見応えありました。

本作は完全にメンバー側の視点で撮られているので、ジョニー・ロットンのマルコム・マクラーレンに対する怨み節炸裂!正しいとか正しくないとかじゃなくて、これも一つの真実なんだろうと思います。
作品前半で紹介される当時のイギリスの社会情勢を見ると何故パンクミュージックが生まれたのか?その必然ってのが分かります。「NO FUTURE!」それはとてもまともに覗き込む事の出来ない深い闇。

好き勝手やってるように見えるけど、めちゃくちゃな日々に弄ばれ、目が開いているが故にボロボロに傷つくジョニー・ロットンとか、そんな実にナイーヴな若者の姿が映画の中に映し出されます。

それにしてもステージのシド・ヴィシャスってのはサマになる(音は別として)。
けど、インタビュー聞くとバカ丸出しだし、その辺のライブハウスにたむろってる奴らとなんら変わりないのよね。そんなクソガキが金やドラッグを与えられ、もてはやされて踊らされたら、行き着く所と言えばそりゃ病院か刑務所か或いは死ぬしかないわな。こういうヤツを更正させるってのはハンパな苦労じゃない(しかも、もれなくナンシーもついてくる)。「シドを救えなかった」とジョン・ライドンが最後に流す涙は決してポーズじゃないと思います。

なんだかとっても切ない映画だった。
マルコムが作ったクソ映画に出ていたスティング(←あきらかにオッサン)には笑ったけど。

  
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2005年03月22日

新譜紹介 共通項は「キモチイイ〜」

802a2f39.jpg最近買った新譜を紹介。
って言っても実はまだあまり聴き込んでいないので第一印象ですけど。

『Language Sex Violence Other?』Stereophonics
元気なUKロックバンドStereophonics5枚目のCD。
ドラマーが解雇されたりしてトラブってたらしいけど、イイ感じのロックアルバムになってます。視聴しながら思わず頭を前後に振ってしまうあたり、お里が知れるってもんですが。
ところで、M2聴いて80年代に一時期流行ったUKゴシックバンドThe Cultを思い出したのは私だけか?全然違うテイストのバンドですけどね(怒らないでね!)。声のせいかな?

『Fosbury』Tahiti80
英語で唄うフランス人ポップバンドTahiti80の新譜は今までの路線を踏襲しつつも、エレクトリックなリズムを強調したピコピコ感の強いアルバムになっています。シングルカットされたM2を聴いた時随分今まで違うと思ったけど、デモテープみたいな雰囲気なんですね。もともとホップだけどちょっとオタクっつーかヘンなバンドだと思っていたので実験に走るのは必然かな。ま、相変わらずオサレな音ではあります。
因みに日本版は初回限定でジャケのパンダちゃん部分がキモチイイ〜加工です。いや、どうでもイイことなんですけど。

『In Between Dreams 』Jack Johnson
これまたゆるくてキモチイイ。これからのシーズン、良く晴れて爽やかな風が吹く休日の午後なんかにビールか冷えた白ワインでも飲みながら聴きたい感じ。
ただ、全然全く過去のアルバムと変わらず。ここまで変わらないってのもいいんだか、悪いんだか。同じなのに飽きさせないってのはスゴイけど、ミュージシャンとしてはどぉなのよ?ジャック・ジョンソンはGloveを従えての来日公演が決まってますが、e-plusで先行予約申し込んだらハズれた!ビックリです。人気あるのね〜。

あ、そう言えばBECKの新譜も出てた!買わなきゃ!


  
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2005年03月18日

『遊侠五人男』

5172cd2b.jpg『遊侠五人男(1958年)』(監督:加戸敏 出演:長谷川一夫、市川雷蔵、勝新太郎、木暮実千代)

何だかヤな事があってすっかり気が滅入ってしまったある日「ああもうムシャクシャする!」と気を紛らわすべくHDDに撮りだめていた映画を検索、時代劇で現実逃避するかと見始めたのがこの映画。

身代わりで捕まった親分を救い、叔父の仇を討つべく長谷川一夫や勝新らが旅をする痛快股旅ものでして、任侠の世界を舞台に人情だとか恋だとかが派手に繰り広げられる大映の「オールスター任侠時代劇」です。(併映は『有楽町で逢いましょう』だったらしい)

正直言って全然たいしたこと無い映画なんです。
ああでも凄く楽しいんだなぁ。まず大映映画は基本的に着物とか美術が美しいので落ち着いて気持ち良くみられます。役者も役者らしくて色気がある。でもって、なんと言っても会話のリズムがイイわな。

私が好きなもの、歌舞伎だとかハードボイルド小説、海外の刑事ドラマ等共通項は会話のリズムなんですね。

見終わって気分爽快!(←単純?)
時代劇バンザイ!

但し、我らが雷蔵様はお役人役で殆ど出て来ないのよ(泪)。実際の遊侠は四人男じゃん!(怒)

  
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2005年03月17日

R.E.M.来日公演報告!

4ed414e8.jpg昨日日本武道館に私が一番好きなバンドのひとつであるR.E.M.のライヴを見に行きました。

私が彼らのライヴを見るのは今回で3度目(初来日は見逃した!)で、最初は1989年MZA有明の『GREEN』ツアー。これは何度も言うけど私が今まで見たあらゆるライヴの中でも5本の指に入るベストパフォーマンス。2度目は1995年日本武道館の『MONSTER』ツアーで、こちらはかなり淡々としたステージだったからか正直あまり印象がないのです。

そして今回10年ぶりの再会にオープニングは思わず感無量の泪。う〜ん、立派にハゲが板についたなマイケル・スタイプ。
前半は新し目の曲が続いたこともあってか少しぎこちない感じで「大きい会場のスタンド席って疎外感あるよな」などと思いながら見ていたのですが、マイケル・スタイプがお約束の拡声器を掲げて『Orange Crush』を唄ったアタリから俄然盛り上がって来まして、『The One I Love』やラストの『Losing My Religeon』等名曲の数々に会場もヒートアップ。

R.E.M.はデヴィット・リンチの『ブルー・ベルベット』なんかにも通ずる、一見平穏なアメリカの風景に潜む闇を感じさせる所がとても好きなんです。

アンコールの一発目は『What's The Frequency, Kenneth?』。これはカッコよかった!そして次はどこまでも優しく大きく唄われた圧巻の『Everybody Hurts』。


この人生にひとりきり
昼も夜もひとりぼっちで
こんな人生たくさんだと思っているとしたら
頑張るんだ

誰だって傷つくときがあるし
誰だって泣くんだ


観客席を明るく照らすライトに人々の手が揺れる。その場を包む幸福感に思わずこの日二度目の泪。

昔から政治的な発言が多かったR.E.M.ですが、この日もアメリカの姿勢に対する皮肉や、アムネスティともう一つ何かの団体を支援している事などを言ってましたね。

昔のちょっと危ういキレそうな部分は多少薄らいだけど、ライブハウスのロックバンド的なかっこ良さも残しつつ、更に大きな包容力を見せた今回の来日公演。観客の反応を見てるとホントに彼らはファンに愛されているバンドだなぁと嬉しくなりました。

見るたびに進化する彼らですが、次に見ることが出来るのはいつなのか?
マイケル・スタイプは「See you soon!」と言ったけど、
また10年後なのかなぁ。

  
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