2005年01月28日

「ジェニファー政府」の話し

67437fed.jpg『ジェニファー・ガバメント』(マックス・バリー著)という本を読みました。
この作品はミステリーチャンネル(有料放送)の「闘うベストテン2004」で7位に選ばれていましたが、ミステリーと言うよりSFかな?

舞台は合衆国連邦(!)。そこでは全ての市民が企業に登録されていて、ラストネームは自分が所属する企業の名前を名乗っています。政府に力はなく出来ることは暴力を取り締まる事ぐらい。

そんな中、ナイキのゲリラ・マーケティング主幹ジョン・ナイキは最新スニーカーの人気を煽る為、購入者10人の殺害を企みます。騙されてこの仕事を引き受けたのが商品管理部のハック・ナイキ。

ところがハックは小心者でビビって即警察へ。すると巡査部長のピアソン・ポリスからその殺人を警察に下請けに出しては?と提案を受けるのです。結局ハックは12万ドルで警察と契約。その後警察はこの仕事をNRA(全米ライフル協会)に孫請けに。

このオープニングにはかなり興奮。ただ、この後世界を牛耳る2大広告代理店の争いにNRAも絡んでメチャメッチャになってくのですが、登場人物が多くて場面がスイッチしまくるのでちょっと疲れました。あと、もっとキャラの性格付けを極端にしたらいいのに。それと、レア物のスニカーを巡る騒ぎってのも話題的に古いような・・。まぁでも皮肉たっぷりな内容にドンパチもあり、なかなか楽しい作品ではありました。

因みに、オビには「ソダーバーグ&クルーニーで映画化決定!」と書いてありましたが、ソダーバーグねぇ。ヤな予感しますねぇ。
あの監督はこういうブラックユーモア的なモノをやりたがるけど、どっか泥臭いっつーかズレてるからなぁ(ファンの方ゴメンナサイ!あくまで私の好みの問題です)。その場合、ナイキ、三井、ペプシ、エクソンモービル、NRA、etcなんて思いっきり実名はオッケーなのか?
あと、クルーニーは誰役だろ?

なんだかんだ言って結構楽しみだったり・・・。


この記事へのトラックバックURL

http://trackback.blogsys.jp/livedoor/mogimami/13193807